海外から評価された日本の伝統食の底力

明治時代が始まってから10年程たった頃、明治政府によって招聘され、ドイツ人のベルツ医師が日本にやってきました。 ある日ベルツ医師は、東京から110km離れた日光に行くことになったのですが、 馬を6回乗り換え、約14時間かけて、やっとたどり着いたそうです。 しかし2回目に行ったときは、人力車で14時間半で着いたのです。 しかもその間、一人の車夫が交替せずにずっと車を引き続けたということでした。 普通に考えれば、馬の方が体力もあるし圧倒的に速いはず。 しかも馬は交替してるのに、人間は一人で走りっぱなしです。 この意外な体力に疑問をもったベルツ医師は、車夫に食事を聞いてみました。 すると「玄米のおにぎりと梅干し、味噌大根の千切りと沢庵」という答えだったそうです。 また、普段の食事も、米・麦・粟・ジャガイモなどの低タンパク低脂肪食で、肉などは食べず、西洋の食事の感覚では考えられない粗食でした。 [...]

2018-01-13T18:24:16+09:002017/07/21|News&Info ニュース・情報|Comments Off on 海外から評価された日本の伝統食の底力

毎日がベジタリアンのお食事・エコビレッジに滞在してみた

「エコビレッジ」をご存知でしょうか? 簡単にいうと、地球に優しい持続可能な生活が営まれている村やコミュニティのことです。過度に発展し弊害も出てきた社会に対し、生活から見直す形で生まれました。   ヨーロッパでは、様々な国でエコビレッジがあります。その中には、食の観点からも地球環境に配慮するということでベジタリアンのコミュニティも少なくありません。 私が滞在したエコビレッジは、Monkton Wyld Courtというコミュニティ。イギリスのイングランド南西部にあるドーセットという町にありました。ロンドンから電車で4時間半くらい。   Monkton Wyld [...]

2018-01-15T10:11:43+09:002017/06/25|Entertainment エンタメ, Environment 環境, International 国際|Comments Off on 毎日がベジタリアンのお食事・エコビレッジに滞在してみた

ほぼベジタリアンだった日本が、なぜ肉消費の大国になったのか

元々日本は、肉食をほとんどしない今でいうベジタリアンの食生活が普通でした。しかし、今は肉消費が当た前でむしろベジタリアンが少数派になっています。 ではなぜこうした変化が起こったのかを、オーストラリアのビジネスニュースサイトBUSINESS INSIDER AUSTRALIAで記されていたものを翻訳し紹介します。 肉食が進んだ第一の東南アジアの国で、しかももともとベジタリアンだったところから束の間に肉好きな国家になったのは、日本だ。1939年になりようやく、典型的な日本人は1日に0.1オンス(2.8g)の肉を食べていた。もちろんこれは年間の消費量を日にちで割った平均値である。今日、一般的な日本人の1日当たりの肉消費量は、4.7オンス(133.2g)であり、一番好まれる肉の種類は、寿司のマグロでもなく、ブタである。 昔の日本人は、ほとんどベジタリアンの食生活をしていた。国家の宗教である仏教や神道はどちらも菜食を促進していたのだが、それだけではなく日本人を肉から離していた大きな要因は、日本が島国であり耕作地が不足していたことであった。 家畜を育てることは、植物を栽培するよりもはるかに土地を使う。そして既に中世の日本では、大量の森が畑のために伐採され、多くの役畜(耕作や運搬などの労役に使う家畜)が肉のために殺されていた。こういったことを受けて、日本の統治者が肉食禁止令を発行することになった。 その初めての禁止令では、晩春から秋にかけて日本で仕留められるウシ、サル、トリ、犬を禁止していた。後に、さらなる禁止令が続いた。時に日本人は肉への欲求を狩りで満たすこともあったが、人口が増えて森が食糧のために開拓されていくにつれて、シカやイノシシは消えていき一般的な食卓からもそれらの肉は消えていった。   18世紀に入り、初めのうちは穏やかに変化が起きてきた。健康のために肉食をするという概念を日本人にもたらしたのは、オランダ人だった。日本人は、背の高い西洋人たちの肉にあふれた食事が発展の象徴と見るようになった。 [...]

2020-11-28T19:01:37+09:002017/06/20|International 国際, News&Info ニュース・情報, Reading 読みもの|Comments Off on ほぼベジタリアンだった日本が、なぜ肉消費の大国になったのか

【イベント】居酒屋ベジ会3回目が開催決定!6/17@有楽町!

居酒屋チェーン店でのベジコース(ヴィーガンレベル)導入を記念した、居酒屋ベジ会はこれまで東京、名古屋で開催ました。 参加者もお店の方も、とても喜んでいただいたので、 第3回目ベジ居酒屋会を開催します! 今回は、居酒屋らしく夜の宴会です。 また、今回はデザートが夏らしくバージョンアップする予定。 Photo:前回の様子 *予約&前払いが必要です。   ベジタリアンでなくてもぜひご参加ください! お豆腐と野菜が沢山アレンジされた「豆腐彩コース」。 [...]

2017-06-13T20:24:44+09:002017/06/07|Events イベント|Comments Off on 【イベント】居酒屋ベジ会3回目が開催決定!6/17@有楽町!

上智大学のベジメニューがすごい

上智大学(東京都)には、ベジタリアンメニューがヴィーガンレベルで始まっています。 そのお取組みが素晴らしいです! ベジメニューが豊富に利用でき、ベジタリアンでない学生にも人気です! NPO法人ベジプロジェクトがヴィーガン認証、ベジタリアン対応のサポートをしています。 詳しくはこちらから: ベジプロジェクトジャパンのニュースページからご覧ください!  

2018-01-28T20:24:47+09:002017/05/25|News&Info ニュース・情報, Restaurant レストラン|Comments Off on 上智大学のベジメニューがすごい

美味しい沖縄グルメ旅。ヴィーガン料理を満喫!

旅の楽しみの1つは、食! 沖縄に行ってきました。この旅行で一番楽しみにしていたことは、食事です。 今回は、私たちが4日間で巡った沖縄のベジタリアン料理、ヴィーガン料理を楽しめるお店をご紹介します。 まずは、友人に以前からオススメされていたハンバーガーのお店。 海の近くの開放的なお店です。   Gub Gub's 098-956-9004 沖縄県中頭群読谷村字都屋410 [...]

2021-12-16T03:34:27+09:002017/05/22|Entertainment エンタメ, News&Info ニュース・情報, Restaurant レストラン|Comments Off on 美味しい沖縄グルメ旅。ヴィーガン料理を満喫!

オセアニアクルーズ~250品に及ぶヴィーガンメニューを導入

オセアニアクルーズでは、今年の4月から250品のヴィーガン料理の提供を始めた。 「健康に大きく重点を置く人が増えています。そういった近年の新しいライフスタイルに適した料理の選択肢を広げ、新たな味でより多くのお客様に喜んで頂けることを大変嬉しく思っています。」と、オセアニアクルーズのCEOボッブ・バインダー氏は語った。新メニューはオセアニアクルーズの全6便で提供されている。 朝食はスペイントルティーヤ(ジャガイモ、玉ねぎ、豆腐)から、クリームとフレッシュベリーたっぷりのバニラワッフルまで、多様な料理が提供され、グリルトマト、ヴィーガンソーセージ、ソテーマッシュルーム、リヨネーズポテトなどの副菜も充実している。 ランチタイムは、ガーリッククルートンの豆スープ、イタリア風のファンタジアサラダ、豆腐とケイパーのパスタなどが楽しめる。デザートは、バニラとラズベリーソースかけのチョコレート味リコッタパイが大好評。 ディナーコースには5つ用意されている。例えばヴィーガンタルタルソースのキヌアサラダ、タラゴン入りのパースニップスープ、レッドカレー、そしてデザートのストローベリーサブレ、またはイチゴとパッションフルーツクリームたっぷりのショートブレッドといったコースが紹介されている。 マリナ号、そしてリビエラ号では、朝の7時から昼11時までヴィーガン対応のフレッシュジュースやスムージーも提供されている。 スパ・トリートメント&グルメの提供、そして新しいメニューの発売は、オセアニアクルーズを健康志向の旅行者にとって最も人気なクルーズになることを目標としている。   Source: OCEANIA [...]

2017-11-23T00:47:01+09:002017/05/04|Entertainment エンタメ, International 国際, News&Info ニュース・情報|Comments Off on オセアニアクルーズ~250品に及ぶヴィーガンメニューを導入
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