ソフトバンクが今年中にチリのAIを使用して植物性食品を製造する企業であるNotCoを含む南米の植物性食品企業に投資をする予定だと発表しました。

ソフトバンクは今後、長期的に利益を得ることができる可能性の高い企業に投資していく方針を明確にしました。具体的にはどのような企業が長期的に利益を得るということは供述しませんでしたが、ブラジル、ペルー、チリにある企業に注目しているそうです。

その中でも特にチリのヴィーガンスタートアップ企業、The Not Company(NotCo)に注目しております。NotCoは”Giuseppe”と言う名の3DプリントのAI技術を使って植物性食品を産み出すといった活動をしています。

NotCoは既に去年、英国ロンドンに本社を置くグローバル投資会社 The Craftoryによって投資されたことによって大企業にも注目を置かれる存在となりました。

NotCoは、時代の変化を恐れずに、持続可能性のある食生活と地球環境、人間と全ての動物に公平な社会を実現するために変化を起こすべきだと考えています。動物に対しても環境に対しても優しくない現在の食物連鎖ではなく、持続可能な食物の製造を目指しています。未来を「想像する」のではなく「創造する」をスローガンに、食品の香りや味、食感はそのままに、100%植物性由来の方法で製造されたサステイナブルな食品を製造しています。

現在はマヨネーズ、アイスクリーム、ミルクなどの製品を販売しています。

写真: NotCo

これはそのマヨネーズですが、なんと、通常のマヨネーズが製造過程で194リットルもの水を消費するのに対し、ノットマヨは83%減の32.42リットルしか水を使用しません!更に通常のマヨネーズを作るのには0.4kgの二酸化炭素を生み出すのに対し、ノットマヨは37%減の0.25kgです。更に、オリジナルマヨネーズの他にも、ガーリック、スパイシー、オリーブの全部で4種類もの味で販売されています。

ミルクも通常のミルクの他にチョコレートミルク、アイスクリームもバニラ、チョコレート、クッキーアンドクリームと、味の選択肢が豊富なのも嬉しいですね! 日本でもNotCoの製品を購入できるようになる日が来るのが待ち遠しいです。

環境にも身体にも優しい製品を製造する企業が増えることは嬉しいですね。さらに、ソフトバンクという日本の大手企業もヴィーガン業界に注目しだしていることは喜ばしいことだと感じています。

これをきっかけに今後更に多くの日本企業がヴィーガンやサスティナブルな事業に関心を持ってくれることを望みます。

参考文献

https://vegconomist.com/companies-and-portraits/japans-softbank-group-to-invest-in-latin-american-plantbased-foodtech/?utm_source=mailpoet&utm_medium=email&utm_campaign=top-stories-25-02-2020

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