ベジタリアンには欠かせない!ベジ食品ネット通販“グリーンズベジタリアン”の創業者&経営者、
グリーンカルチャー株式会社の金田郷史社長インタビュー

若干24歳で始められた会社経営。試行錯誤を経て今の状況にあるんだとか。

グリーンズベジタリアンは、楽天市場の冷凍食品ランキングでNO.1を獲得されたこともあるのです。ベジの業界だけではない、食品分野全ての中でのNO.1です、すごくないでしょうか。。。!

今回は、「新しいところに移転しました。ますます頑張ります!」との一報を受け、新オフィスへお話しを伺いに行ってまいりました!

玄関まで笑顔で迎えに来てくれた金田社長。いつもエネルギーいっぱいの社長です。

この日は、将来ベジの業界で働きたいという大学生がインターンに来ていました。金田社長はじめ、社員の方々が手取り足取りインターンの大学生を教え、温かい会社ということが感じられました。

さて、インタビュー内容はこちらからです。

ベジタイム編集者
「これまでは葛飾区で長くいらっしゃいましたが、今回の移転はどういった経緯で行われたのでしょうか?」

金田社長
「今の業務の柱がやはり、創業時から行っている通信販売の部門です。また最近は弊社のプライベート商品の流通も拡大してきています。そして、ベジタリアンや、ベジタリアンの食に関心をもつ人が増え、弊社の通販を利用してくださる方々も増えています。そんな中、これまでのオフィスと倉庫では、今の通販のスピードについていけないと感じ、スペースの拡大のために移転を決意しました。
在庫をもっと増やしていき、通販業務をもっと整えていきたいのです。冷凍商品や冷蔵商品も多く扱っているので、その分のスペースも大きくすることで、お客様へのより迅速でより良いサービスの提供を目指していきたいと思っています。」

 

ベジタイム編集者
「なるほど、お客様への迅速な対応を第一に考えられていらっしゃるのですね。それにしても、ベジタリアンへ関心をもつ人が増えてきて、さらにグリーンカルチャーさんへの注文もどんどん増えているということなのですね。若いのにすごいですね~。」

 

金田社長
「いえいえ。本当にいろいろ大変ですよ。特に会社を始めたときは勢いだけで起業したので、良い経験も悪い経験もたくさんしてきました。でも、やっぱり菜食で人々の生活を豊かにしていきたいという思いは創業時から今も変わっておらず、この仕事を誇りに思っています。」

ベジタイム編集者
「ベジタリアン・菜食への熱い想いが、これまでも今も、ベジタリアン達の食を支えるグリーンズベジタリアンという通販サイトと、ベジタリアン食材を世の中に出していくグリーンカルチャーという会社に宿っているのですね。

 

金田社長
「菜食自体は厳しいものではないし、ベジを楽しんで実践してもらいたいと考えています。
それを支える事業を作りたいと思っています。」

 

ベジタイム編集者
「創業時からいろんな大変なご経験もされたということですが、それでも事業を続けられているのは、そういう使命感から来ているのでしょうか。」

 

金田社長
「そうですね。それと、これは会社を始める1年前くらい前のことになりますが、品川区の東京食肉市場(屠殺場)へ行ったんです。
昔は東京のあちこちで動物は屠殺されていたのですが、屠殺場から周辺地域への汚染がひどいということで今は品川に集約されています。各地から豚や牛やトリが集められるのです。
私はちょうど待機している牛と解体作業が終わった後を見ました。待機中の牛に会ったとき、彼らは私を見て何か期待のようなものを感じているように思いました。私が彼らをそこから逃がしてくれるかもしれないという期待です。そこが屠殺場ということは、仲間たちの声も聞こえてくるし、ここがどういう場所かわかっているのでしょうね。
彼らが感情のある生き物であることを強く感じました。このビジネスをしていくことの意味も確信できた瞬間でした。」

ベジタイム編集者
「なるほど。なかなか、スーパーで並んでいるパックされたお肉を見ても、生きていた彼らと繋げて考えることってなかなかないですよね。動物のことも私たちは責任もって考えないといけないですね。そして、品川に集約された理由が汚染ということを知り、肉食が環境問題にも関係していることがよくわかりました。」

 

金田社長
「食べることは、いろんなことに繋がっていますからね。
ただ、菜食が良いといくら言っても、創業当初は時代的にベジタリアン食品へのアクセスがかなり難しかったように思います。
そのため、まずは通販というかたちで、ベジタリアン食を探している全国の方へ向けて事業をスタートさせました。」

ベジタイム編集者
「素晴らしいです。大事なことですよね。さて、この事業を通して、感じる変化などもお聞かせ願えますでしょうか。ベジタリアンの需要が増えていると聞くこともあるのですが、実際どう感じられますか。」

 

金田社長
「世の中の関心が、この業界で高まっていることは感じます。
大手の食品会社さんがベジタリアン用の商品を取り扱い始めたり、開発を始めたりしています。大手の企業さんが注目しているほどに、ベジタリアンが認識されているということですよね。大手の企業さんが動くことで、関心をもつ人や市場もさらに大きくなると思います。」

 

ベジタイム編集者
「なるほど、実際に動きが出てきているのですね。では、最後ですがこれからのことをお聞きしたいのですが、今後のビジョンをお聞かせ頂けますでしょうか。」

 

金田社長
「はい。他社やNPOとも協力し合いながら一緒にベジという市場を大きくしていきたいと思っています。
だから他社とのコミュニケーションも大切にしていきたいですし、活動に共感できて活躍を期待できるNPOさんには積極的に協力してきましたし、こういう姿勢はこれからも大事にしたいと思っています。

そして事業に関してですが、通販は今後も続けていきますが、それに加えて、商品開発をもっと強化していきたいと思っています。今までないものを作っていきたいのです。まだ世の中にないような、他の企業さんも持っていないような、ベジ食材を開発したいと思っています。
そうすることで、もっとベジの食生活が豊かで楽しいものになると思うからです。菜食で日本一のベンチャー企業を本気で目指しています。ベンチャーという言葉を使うのは、新しいことをドンドンしていきたいという熱を忘れずにいることが大切だと思うからです。
食品業界は基本的に古くからありますし、ある意味保守的な部分があります。でもここで新しいことをしていきたい。それが、世の中を良くするきかっけにもなればなお嬉しいですね。」

ベジタイム編集者
「はい、貴重なお話しをたくさん聞かせてくださいまして、ありがとうございました。これからベジタリアンという市場がもっともっと大きく一般的なものになると良いですね。今後のご発展ますます期待しております。」

ベジタリアンという市場を支えてきたグリーンカルチャー株式会社さん。今後のご活躍にますます目が離せません!

【会社データ】

グリーンカルチャー株式会社 代表取締役 金田 郷史

〒341-0035 埼玉県三郷市鷹野2丁目480-2 グリーンカルチャー物流センター

電話:048-960-0426(平日9:30-17:30)

http://greenculture.co.jp/

 

 

取材日:2016年12月8日

ニュースレターに登録

* 必須項目です

https://vegeproject.org/
https://vegemap.org/
https://vegeproject.org/tokyovegemap_kyotovegemap/
https://store.md-holdings.com/pages/kenkoukan/