※閉店されました※

麻布十番駅5b出口からほど近くにあるVege Earth AZABU(ベジ アース アザブ)。

店長でヴィーガンシェフの小口康裕氏が作るオリジナルメニューは全て、動物性原料を一切使用していません。

ヴィーガン料理専門店です。

ヴィーガンやベジタリアンの方はもちろん、美味しい野菜やヘルシーなものを食べて体の調子を整えたいという方にもお勧めです。

ランチはメインディッシュにサラダ、スープ、ルイボスティーがセットになって1200円から。

大豆ミートを使ったジューシーなハンバーグ、大豆ミートの唐揚げ、コロッケ等々、みんなが好きなお料理がヴィーガンで楽しめる場所です。

外観

閑静な路地にあるお店ですが、煉瓦町の外壁とモスグリーンの看板が一目を置く存在感を放っています。
飲食店ではなかなかヴィーガン認証を取得されることは難しいのですが、Vege Earth AZABUはNPO法人ベジプロジェクトジャパンヴィーガン認証を取得されています。お店の看板にはがヴィーガンマークが付いているので一目見てヴィーガン対応のお店だと分かります。

看板

Vege Earth AZABUは、とにかく素材へのこだわり、完成度へのこだわりが強いお店です。
特に野菜に求めるクオリティは一寸の妥協も許さず、産地の特性を生かした美味しい野菜を忠実に選定されているということです。
また、調味料は、有機のお味噌やきび砂糖などといった美味しくて身体に優しいものが使用しています。

メニューはパスタやハンバーグ、カレー、餃子など、種類がとても豊富なため、メニューを眺めるだけでついつい気分が高揚してしまいます。

気になるお料理はたくさんありますが、今回は店長がお勧めする「湯葉とデミグラスソースのオムライス」「ジェノベーゼパスタ」をご紹介します。

「湯葉とデミグラスソースのオムライス」

眩しいイエローが輝くオムライス

もう、どう見ても卵を使ったオムライスですよね。

しかし、もちろんヴィーガンの専門店だからそのはずはなく、こちらのオムライスは湯葉を工夫し使用することでこんなにも「オムライス」を再現しています。

刺身用湯葉に京都産の白味噌やヴィーガンチーズなどでコクを引き出し、オムライス特有のもったりとしたまろやかなテイストを再現しています。
そして、思わずハッとさせられるのがケチャップライスです。
なんとケチャップライスの中に野菜が登場。酸味と甘味がスパッと効いた有機のケチャップと、大きめにカットされた野菜たちが一緒になってゴロゴロ現れます。

食べ進めていくのが本当に楽しく、心躍る食体験となることでしょう。

みなさんもフレッシュな野菜が眠る絶品オムライスを是非ご堪能ください。

「ジェノベーゼパスタ」

ジェノベーゼパスタと野菜だしスープ

生バジルが脅威の芳しさを放つジェノベーゼパスタです。弱火でじっくり香りの調節を行い、最も香りがたつ頂点に狙いを定めて火を消し、パスタとしっかり和えることが重要だと店長の小口シェフは言います。

スピードとの真剣勝負を終え、テーブルに配されたジェノベーゼパスタ。全粒粉のパスタを使用しているということも相まって、この上なく食べやすくバジルの風味が後を引く美味しさでした。

さらに、サクッとした食感の粒状の松の実がふんだんに散りばめられているので、食感まで飽きなく楽しめるパスタです。

店長小口シェフのプラントベース料理への想い

Vege Earth AZABUは今年の8月にオープンしたお店です。実は店長の小口シェフは、その前から同じ場所でおしゃれなうどん屋を営んでいらっしゃいました。もともとプラントベースへの関心が高かった小口シェフは、当時も野菜を中心としたヴィーガンメニューを何品か提供していたそうです。そしてお店のリニューアルを機にVege Earth AZABUが誕生し、それまで以上に菜食の道を極めることになったということです。

小口シェフは幼少期からサッカーをされていて、プレー中に体力を可能な限り維持するためにはどうしたら良いのか当初から模索していたと言います。そんな中、出会ったのが野菜中心の食生活だったと。

野菜から栄養を摂り入れた方が、より良いパフォーマンスができるということを自身の体を通して知り、小学生の頃から現在までずっとプラントベースの食事を実践しているとのことです。

一方で、小口シェフの周りでは野菜が苦手な子どもたちが多く、野菜を食べさせようと日々奮闘しているお客さんや友人から「うちの子を野菜好きにさせてください」とお願いされることもしばしば。そのような相談を受ける度に、小口シェフは「美味しい野菜を食べていれば絶対、野菜好きになるはずだ」と思っていたと言います。

そんな野菜が苦手な子どもたちが、美味しい野菜と出会うための空間になるようなお店を作っていきたいと思いを伝えて頂きました。

今回は紹介しきれませんが、お店には小口シェフが丹精を込めてレシピから作り上げた多様なヴィーガン料理があります。

鮮度の高いみずみずしい野菜が手軽に食べられるVege Earth AZABUに、ぜひ皆さんも訪れてみてください。美味しい野菜との出会いが、きっとあるはずです。

【店舗情報】
店名:Vege Earth AZABU
所在地:東京都港区麻布十番1-9-9柴崎ビル
営業時間:ランチ 11:30-15:00 (L.O.14:50) ディナー 17:00-23:00 (L.O.22:30)
定休日:月曜日
TEL:03-6441-0351
備考:テイクアウトOK
HP:https://vege-earth.com
SNS:https://www.instagram.com/vege.earth.azabu/

【関連記事】
Vege Earth Azabuの店長小口シェフはスポーツを通してプラントベースの食生活を実践されています。
アスリートと菜食の関係を描いたドキュメンタリー映画「Game Changer(ゲームチェンジャー)」の紹介記事はこちら:
映画『ゲーム・チェンジャー』が世の中を変える

【ヴィーガンカフェ 関連記事】
老舗のフルーツ専門店がヴィーガンのカフェ「FRUITS IN LIFE」を六本木にOPEN!
バージョンアップしたヴィーガン専門店、浅草「松竹圓カフェ」をリポート!
恵比寿のお洒落カフェ KO-SO CAFEで身体に優しい時間を過ごそう

Published On: 2021/11/26
https://vegeproject.org/
https://www.instagram.com/vegeproject_japan/
https://vegemap.org/
https://vegeproject.org/tokyovegemap_kyotovegemap/
https://store.md-holdings.com/pages/kenkoukan/