言わずと知れた、日本発のファストフード店モスバーガー。

最近になってモスバーガーでもプラントベースな食事ができるようになったことをご存じでしょうか?

モスバーガーが20年5月21日に全国で販売を開始した、新作プラントベースバーガーはなんと

緑色です!

出典:モスバーガー

写真のインパクトが大きいですね。商品名はそのまんま、“グリーンバーガー”と名付けられています。

実は、全国展開に先駆けて3月末に東京都神奈川の9店舗では試験販売がされていました。お客様の声や販売状況を検討された結果、全国での発売に繋がっています。きっと先行発売でも、人気が高かったのでしょうね!

グリーンバーガーの特徴は、原料に動物性食材を使わず主原材料を野菜と穀物とし、動物性食材や五葷(ごくん)を使っていない点が挙げられます。

※五葷(ごくん)…仏教において臭気が強いといわれている5種の野菜のこと。(仏家と道家で若干異なり、ネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウなど)

そのため、比較的ベジタリアンやヴィーガンの方にも召し上がっていただきやすいのではないかと思います。(五葷を摂らないオリエンタルベジタリアンの方にも!)

※モスバーガーとしてはベジタリアン・ヴィーガン対応とは謳っていません。パーム油が使われていることや、店舗で動物性食材も扱う器具を共有していること、工場で動物性食材を含む製品を扱っていることなどがあるため、ベジタリアン・ヴィーガンの方はご自身の基準に合わせて判断されてください。

実際に店舗にいって注文してみました!

ところで緑のバンズの正体はホウレンソウのピューレだそう。

またパティは大豆由来の植物性たんぱくをベースとしたもので、こんにゃくやキャベツも含まれた食べ応えのあるものになっているそうです。

そしてソースはトマトベースで、数種類のハーブを加えた奥行のある味わいになっています。

とてもおいしそうに聞こえます!

実際に開封してみると、、、、

ふわっと、ホウレンソウの甘い香りが広がります。

味も匂いのまんまで、ホウレンソウの優しい甘さを感じました!

ソイパティもお肉の食感があって面白かったですし、トマトソースも普通のモスバーガーのソースとは異なっていてスパイスのコクを感じました。

一つ一つにしっかり味がある中、全体的にやさしいお味でマッチしていて美味しかったです。

満足のいく一品でした。ご馳走さまでした!

グリーンバーガーのカロリーは1個あたり299キロカロリーで、他のバーガーに比べて低くなっています。(参照:モスバーガーは一個あたり343キロカロリー)

価格は538 円+税です。

他のバーガーに比べると少し高めなのですが、それでも好調な売れ行きだそう。(浅草店)

プラントベースなら野菜が多く取れますし、ファストフードもカロリーを抑え て食べることが出来るのでいいですね。

今回のグリーンバーガーは、フードダイバーシティーと、国連の掲げるSDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)を意識して開発がされました。

フードダイバーシティーとは、食文化や食習慣、思想、年齢や国籍などにより求められる、多様化する食の選択肢のことです。

また、SDGsにある17つの目標のうち、「すべての人に健康と福祉を」「つくる責任 つかう責任」の 2 つを通じた社会貢献を図られています。

モスバーガーは今後、動物性食材を使わない商品を海外に発信することなどで、SDGsに貢献することを目指しているそうです。

さらにプラントベースは地球環境にもより良いため(参考:国連のオススメ, 気候科学による畜産の影響度)、グリーンバーガーは、おいしさとお客様の健康を考えたモスバーガーの、環境にもやさしい新たな取り組みです。

モスバーガーの動向には今後も注目ですね!

食が多様化していく中で、今後も全国の日本人の食にプラントベースや、ベジタリアン、ヴィーガンという選択肢が増えていくことを願っております!

モスバーガー公式HP: https://www.mos.jp/
グリーンバーガー: https://www.mos.jp/cp/greenburger/

Published On: 2020/06/08
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