桂由美 × 永井酒造のコラボから誕生したスパークリング日本酒

群馬県の利根川の源流域に位置する川場村に蔵をもつ永井酒造株式会社。
創業135年の老舗酒造です。大自然に囲まれた蔵で水やこだわりの米を使用し、『飲む人々が感動し自然と杯が進む酒造り』に日々励まれています。

伝統的でありながら新しい取組みを仕掛け続けている永井酒造。
今回は、ブライダルファッションデザイナー桂由美氏と同社がコラボレーションスしたパークリング日本酒「MIZUBASHO with Yumi Katsura （水芭蕉ウィズユミカツラ）」をご紹介します。

『ユミカツラ』とのコラボレーションで生まれた日本酒

MIZUBASHO with Yumi Katsura は、MIZUBASHO Artist Seriesのスペシャル awa酒（アワサケ）です。awa酒とは、一般社団法人awa酒協会により認定される厳格な品質基準を満たすスパークリング日本酒です。

2021年に観世能楽堂で開催されたawa酒の認定式の様子はこちらの記事よりご覧いただけます：
観世能楽堂で開催awa酒協会の認定式。ヴィーガン認証マーク付きのあのお酒もawa酒認定

MIZUBASHO with Yumi Katsura は、伝統的な日本酒製法にシャンパーニュ地方由来の瓶内二次発酵の技術が取り入れられています。永井酒造とユミカツラ、両者に共通するテーマ「伝統と革新」を体現する「世界へ向けた新たな乾杯酒」が誕生。「全国米・食味分析鑑定コンクール」にて最多金賞受賞歴を誇る幻の食用米「雪ほたか」が100％使用されている、贅沢なお酒です。

徹底した温度管理のもと低温熟成を行うことで生み出された、きめ細やかでやわらかな泡は、お酒の甘みとしっかりとした酸味と調和し、口の中で心地よく弾けます。時間と共に変化する香りや余韻も楽しむことがで、和食、洋食、和洋折衷など様々なお祝いシーンに相応しい乾杯酒です。
NPO法人ベジプロジェクトジャパンのヴィーガン認証を取得し、ヴィーガンという価値も訴求されています。

価格は税込みでフルボトル(720ml)が7700円、ハーフボトル(360ml)が3850円、アルコール度数は13％です。

ラベルのデザインは、水芭蕉の白とグリーンのイメージをモダンな市松文様で表現し、中心には永井家に伝わる’丸に隅立て四つ目’の家紋と、ユミカツラが海外向けに使用している’丸に違い矢’の家紋があしらわれています。

コンセプトやストーリーを楽しむ日本酒

MIZUBASHO Artist Seriesのコンセプトは、『気軽に、お洒落に楽しむ日本酒』。お食事のシーンに合わせ楽しめる日本酒コンセプト「Nagai Style」が提案され、楽しく、カジュアルに嗜むことができます。
ラインアップには、「スパークリング酒」、「スティル酒」、「デザート酒」の３タイプがあります。

同シリーズには、片岡鶴太郎氏の描いた「水芭蕉の花」がラベルデザインに反映されたコラボレーション商品「水芭蕉アーティストシリーズ２０２２片岡鶴太郎」もあります。

MIZUBASHO Artist Series × SDGs活動

永井酒造はMIZUBASHO Artist Seriesを通じ、さまざまな取り組みを行っています。

その1つが、環境保全運動です。
群馬県が誇る尾瀬国立公園を代表する花、水芭蕉は地球温暖と気候変動により激少しています。尾瀬の生態系や気象にも影響がでてきています。そのため、いつか再び尾瀬一面に水芭蕉を咲かせるため、売り上げの一部は、尾瀬の環境を保全する活動に寄付されています。

また、様々なフィールドで活躍する女性とコラボレーションを行うことで、日本酒を通じて女性の社会進出と活躍を応援しています。具体的なコラボレーションとして、レシピの提案や蔵元とのインタビュー、テイスティングイベントなどのスペシャルコンテンツの配信などがあります。
さらに、水芭蕉カフェRadioを通じ、持続可能な社会や地球環境を考えるきっかけとなる国内外の様々な取り組みや視点、ヒト・モノ・コトなどの発信もされています。