近年、食の多様化や腸内環境への関心の高まりを受け、牛乳由来だけではなく、植物性のヨーグルトも広く流通するようになってきました。
植物性のヨーグルトの中でも、主流なのは大豆やアーモンドを原料とした製品です。それに対して、今回ご紹介する「アレルノン」は、日本の伝統的な乳酸菌を使って日本のお米から作られています。レモンのような乳酸菌の酸味と米由来のやさしい甘みがバランスよく引き立て合う、なめらかな食感のヨーグルトです。乳や大豆以外にも、アレルギーの原因となりやすい特定原材料等28品目も使用していません。
豆乳ヨーグルトが合わなかった方や新しい植物性のヨーグルトに関心のある方、大豆も不使用の植物性ヨーグルトを求めている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
胃酸に負けない、日本由来の強力な乳酸菌
「乳酸菌」という名称に「乳」という字が含まれていますが、これは乳由来であることを意味するのではなく、「糖を分解して乳酸をつくる性質のある菌」のことを指します。牛乳に含まれる乳糖（ラクトース）を分解する乳酸菌もあれば、豆類や穀物、ナッツなどに含まれる糖を乳酸に変える菌もあります。アレルノンの発酵に使われている乳酸菌は、昔からお米を使った滋賀県高島市の伝統的な発酵食品に活躍してきた乳酸菌です。
乳酸発酵微生物の至適pHは一般的に5.0から8.0の範囲とされ、強い酸性環境では死滅するとされています。それに対して、アレルノンに使われている乳酸菌はpH2.8という強い酸性環境でも生存できる、希少な菌株です。この酸への強さにより、胃酸によって死滅しにくく、生きたまま腸まで届き、腸内フローラのバランスを整えたり、免疫機能の維持に寄与したりすると考えられています¹²。
シンプルだからこそ伝わる、素材へのこだわり
- 水：滋賀県高島市の酒蔵で日本酒づくりにも使われている湧水を使用しています。この湧水は、2008年に環境省が選定した「平成の名水百選」にも選ばれた、全国各地の湧水・河川・地下水のひとつです。
-
米：契約農家から有機JAS米や特別栽培米などを直接仕入れています。
「アレルノン」に使用される乳酸菌自体も、こだわりのお米を使って継代培養された過程で徐々にお米に適応し、味がまろやかになってきたと言われています。素材と微生物の関係性が生み出した、自然の中での独自の進化といえるでしょう。
アレルギー対応で、動物由来原料も不使用、有機JAS認証取得
アレルノンは乳や大豆を含む「特定原材料等28品目」が全て不使用です。
- 特定原材料（不使用）：
卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに、くるみ - 特定原材料に準ずるもの（不使用）：
オレンジ、りんご、キウイフルーツ、バナナ、もも、大豆、やまいも、牛肉、鶏肉、豚肉、あわび、いか、いくら、さけ、さば、ゼラチン、ごま、カシューナッツ、アーモンド、マカダミアナッツ
動物由来の原料が不使用であることを表すNPO法人ベジプロジェクトジャパンのヴィーガン認証も取得しています。さらに、有機JAS認証も取得しているこだわりの詰まった植物性ヨーグルトです。
食べ方いろいろ。酸味を活かして自由にアレンジ
アレルノンの特徴の一つが、レモンのようなキレのある酸味。この酸味はジャム・果物・黒蜜など、甘い食材とよく合います。また、原材料に米を使っているため、和風の食材や料理との相性も良好。野菜と一緒に使うと、素材の味を引き立てます。
公式サイトにはさまざまなレシピが掲載されているため、興味がある方はぜひこちらもご覧ください。アレンジレシピはこちら。
スイーツレシピの例（詳しくはこちら）：
野菜レシピの例（詳しくはこちら）：
「ゆず」や「じゃばら味」などのシリーズ商品もチェック！
アレルノンには、プレーン味の「お米のヨーグルト アレルノン」のほか、「ゆず味」、「レモン味」、「じゃばら味」など、さまざまなバリエーションがあります。
酸味が苦手な方には、ビート由来のオリゴ糖を使用した「オリゴプラス」、またはアレルノンとは異なる乳酸菌を使用した「メディカグルト」がおすすめです。
また、アレルノンを製造販売する株式会社ヤサカ アレルノン食品事業部は、乳酸菌風味のノンアルコール甘酒「米乳百楽」や環境こだわり米を使った「お米のスムージー」、「お米のマヨネーズ」などのヴィーガン商品も多数取り揃えています。オンラインショップから、他の商品もぜひチェックしてみてください。
【会社概要】
株式会社ヤサカ アレルノン食品事業部
所在地:〒520-1501 滋賀県高島市新旭町旭97-1
公式ホームページ：https://www.allernon.jp/
Facebook：https://www.facebook.com/allernon/
Instagram：https://www.instagram.com/yasakaallernon/
公式オンラインショップ：https://allernon.jp/shop/
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・低GI・低果糖の自然な甘味料。純粋な花蜜から生まれたスリランカの贈り物「キトゥルハニー」
出典：
¹ 日高平. (2011). 有機性廃棄物の嫌気性消化による再資源化技術の反応機構解析 (終了報告書 K22071-2). 環境省. (URL)
² 株式会社ヤサカ. (n.d.). アレルノンって？. アレルノン食品 (URL)
近年、食の多様化や腸内環境への関心の高まりを受け、牛乳由来だけではなく、植物性のヨーグルトも広く流通するようになってきました。
植物性のヨーグルトの中でも、主流なのは大豆やアーモンドを原料とした製品です。それに対して、今回ご紹介する「アレルノン」は、日本の伝統的な乳酸菌を使って日本のお米から作られています。レモンのような乳酸菌の酸味と米由来のやさしい甘みがバランスよく引き立て合う、なめらかな食感のヨーグルトです。乳や大豆以外にも、アレルギーの原因となりやすい特定原材料等28品目も使用していません。
豆乳ヨーグルトが合わなかった方や新しい植物性のヨーグルトに関心のある方、大豆も不使用の植物性ヨーグルトを求めている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
胃酸に負けない、日本由来の強力な乳酸菌
「乳酸菌」という名称に「乳」という字が含まれていますが、これは乳由来であることを意味するのではなく、「糖を分解して乳酸をつくる性質のある菌」のことを指します。牛乳に含まれる乳糖（ラクトース）を分解する乳酸菌もあれば、豆類や穀物、ナッツなどに含まれる糖を乳酸に変える菌もあります。アレルノンの発酵に使われている乳酸菌は、昔からお米を使った滋賀県高島市の伝統的な発酵食品に活躍してきた乳酸菌です。
乳酸発酵微生物の至適pHは一般的に5.0から8.0の範囲とされ、強い酸性環境では死滅するとされています。それに対して、アレルノンに使われている乳酸菌はpH2.8という強い酸性環境でも生存できる、希少な菌株です。この酸への強さにより、胃酸によって死滅しにくく、生きたまま腸まで届き、腸内フローラのバランスを整えたり、免疫機能の維持に寄与したりすると考えられています¹²。
シンプルだからこそ伝わる、素材へのこだわり
- 水：滋賀県高島市の酒蔵で日本酒づくりにも使われている湧水を使用しています。この湧水は、2008年に環境省が選定した「平成の名水百選」にも選ばれた、全国各地の湧水・河川・地下水のひとつです。
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米：契約農家から有機JAS米や特別栽培米などを直接仕入れています。
「アレルノン」に使用される乳酸菌自体も、こだわりのお米を使って継代培養された過程で徐々にお米に適応し、味がまろやかになってきたと言われています。素材と微生物の関係性が生み出した、自然の中での独自の進化といえるでしょう。
アレルギー対応で、動物由来原料も不使用、有機JAS認証取得
アレルノンは乳や大豆を含む「特定原材料等28品目」が全て不使用です。
- 特定原材料（不使用）：
卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに、くるみ - 特定原材料に準ずるもの（不使用）：
オレンジ、りんご、キウイフルーツ、バナナ、もも、大豆、やまいも、牛肉、鶏肉、豚肉、あわび、いか、いくら、さけ、さば、ゼラチン、ごま、カシューナッツ、アーモンド、マカダミアナッツ
動物由来の原料が不使用であることを表すNPO法人ベジプロジェクトジャパンのヴィーガン認証も取得しています。さらに、有機JAS認証も取得しているこだわりの詰まった植物性ヨーグルトです。
食べ方いろいろ。酸味を活かして自由にアレンジ
アレルノンの特徴の一つが、レモンのようなキレのある酸味。この酸味はジャム・果物・黒蜜など、甘い食材とよく合います。また、原材料に米を使っているため、和風の食材や料理との相性も良好。野菜と一緒に使うと、素材の味を引き立てます。
公式サイトにはさまざまなレシピが掲載されているため、興味がある方はぜひこちらもご覧ください。アレンジレシピはこちら。
スイーツレシピの例（詳しくはこちら）：
野菜レシピの例（詳しくはこちら）：
「ゆず」や「じゃばら味」などのシリーズ商品もチェック！
アレルノンには、プレーン味の「お米のヨーグルト アレルノン」のほか、「ゆず味」、「レモン味」、「じゃばら味」など、さまざまなバリエーションがあります。
酸味が苦手な方には、ビート由来のオリゴ糖を使用した「オリゴプラス」、またはアレルノンとは異なる乳酸菌を使用した「メディカグルト」がおすすめです。
また、アレルノンを製造販売する株式会社ヤサカ アレルノン食品事業部は、乳酸菌風味のノンアルコール甘酒「米乳百楽」や環境こだわり米を使った「お米のスムージー」、「お米のマヨネーズ」などのヴィーガン商品も多数取り揃えています。オンラインショップから、他の商品もぜひチェックしてみてください。
【会社概要】
株式会社ヤサカ アレルノン食品事業部
所在地:〒520-1501 滋賀県高島市新旭町旭97-1
公式ホームページ：https://www.allernon.jp/
Facebook：https://www.facebook.com/allernon/
Instagram：https://www.instagram.com/yasakaallernon/
公式オンラインショップ：https://allernon.jp/shop/
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出典：
¹ 日高平. (2011). 有機性廃棄物の嫌気性消化による再資源化技術の反応機構解析 (終了報告書 K22071-2). 環境省. (URL)
² 株式会社ヤサカ. (n.d.). アレルノンって？. アレルノン食品 (URL)
