パフェ発祥のお店に、ヴィーガンもOKのパフェが始まったということで、行ってきました。
長崎!
ヴィーガンとは、肉、魚介、卵、乳、蜂蜜といった動物性のものを摂らないライフスタイルや、それらを含まないもの。
最近は、外国セレブたちのおかげでオシャレなヴィーガンイメージが広まったり、健康やエシカルな観点からも、ヴィーガンに注目が高まっていますよね!
さて、今はカフェやレストラン、さらに学食でさえ食べられるようになったパフェ。日本独自のパフェが始まったお店、まさにパフェ発祥のお店が長崎にあるのです。
長崎市出島にあるパフェ&レストラン ハワイさん。
フレンドリーな店主山口哲弘さん@パフェ&レストランハワイの入り口にて。
看板にはNPO法人ベジプロジェクトジャパン認定のヴィーガン認証マークも。
世界中を旅することが好きだったという山口さんのお父様が、60 年前に創業したこのお店 で日本独自の「パフェ」を売り出しました。
それから、評判が評判を呼び、飲食店の方々もパフェを目当てにパフェ&レストランハワイを訪問するようになり、各地にパフェが広がっていったそう。
「ハワイ」という名前から、南国の雰囲気のお店をイメージしましたが、店内は昭和レトロな雰囲気。
創業当時は日本人が外国への強い憧れがあった時代で、外国の名前として「ハワイ」を付けられたそう。
創業時のパフェが映る写真が店内に飾られています。
パフェの価格が120円、時代を感じますね。
「ヴィーガンパフェ」は、組合せがたくさんあるので、たくさんの種類を楽しめます。
まず、ジェラートを選びます(モモ、グレープ、リンゴ、グレープフルーツ)。
次に、アイスクリームを選びます(ソイ、ココナッツ)。
さらに、トッピングを楽しめます(ラムレーズン、バルサミコ(!!)、チョコシャーベット、白玉、あずき)
こだわり①
このジェラートが、果汁100%!
一般的なジェラートは水や牛乳等で果汁を薄めて作られているところ、ここのジェラートは濃厚。薄めていないので、ふわっと果物の香りがします。
こだわり②
添加物も不使用なので、ジェラートの色は果物本来の色!
左の写真上から、グレープフルーツ、モモ、リンゴ、右の写真がグレープ。
大豆の存在を消さず良さが引き出されている初めてのソイアイス
豆乳からできたソイアイスクリームも、少しずつ日本で食べられるようになってきましたよね。よくあるのは、大豆の臭みのあるアイスまたは、全く大豆感を感じさせないように加工されているアイス。
みなさんはどちらがお好きでしょうか?
ここハワイさんのアイスは、どちらでもありません。
大豆だからこそ楽しめるアイスに仕上がっています。
それが臭みではなくて風味として、まろやかな味になっています。
これはぜひぜひ、ヴィーガンでもベジタリアンでもない人にも、食べて頂きたいアイスです。
すこしグレーのココナッツアイス
ハワイさんのココナッツアイスは少しグレーがかった色をしています。
これは、漂白されていない証拠。
よく使われていたり売られていたりするココナッツは白いのは漂白されているからだそう。
これもまた、めちゃめちゃ美味しい。
甘さも程良く、ただただ幸せになれる甘さ!
私は、ジェラートにグレープ、アイスにココナッツを選びました。
このパフェ、大きいんです。アイスのボウルが直径10cm!
このこだわりとこのボリュームで、1100円。毎日でも通いたいです。
こだわりぬいているトッピングは、50~150円。
世界一を受賞したラム「ロン サカパ」で半年以上漬け込んだラムレーズンや、英国ロイヤルファミリーが愛用しているというバルサミコソース、日本一と言われる職人さんから仕入れる白玉団子などなど。
バルサミコソースをかけて頂きました。
アイスにバルサミコ、初めての食べ方でしたが美味しい!結構いけます。
ちなみに、このバルサミコソースは1本250mlで5000円を超す高級品でした。
ここまでこだわりのあるパフェとは、なかなか巡り合うのは難しいのでは。
素材が良くて安心ができる、ヴィーガン対応、見た目が豪華というだけではなくて、何よりもとても美味しい。
ぜひぜひ皆様もお楽しみください!
【お店情報】
パフェ&レストラン ハワイ
住所: 長崎県長崎市出島町10-16 マンション出島の木1F
電話: 095-895-7102
業時間: 11:30~17:00
※品切れの場合、早目に閉店させていただく場合あり。
定休日: 毎週月曜日 ※祝祭日の場合は営業し翌日火曜日が休み。