
より健康的でサステナブルな食事として、動物性原料を使わない「ヴィーガン料理」や植物由来の食材を活用した「プラントベースフード」が注目を集め、飲食店はこのニーズに応えることが求められつつあります。
動物由来の食材の中で、バターやラードなどの油脂は料理に豊かな風味とコクを与える役割を担っています。ヴィーガンやプラントベースのメニューを作るうえで、それらの特性を植物由来の原材料で再現することは、飲食店の課題となっています。
業務用加工油脂を中心とした製品の開発と製造を行う月島食品工業株式会社は、2022年よりラードや生クリーム、カスタードクリームなどをプラントベースでつくり上げた、プラントベース製品ブランド『Poff(ポフ)』を展開し、この課題に応えています。
この記事では、Poffブランドの新製品である、植物性バター「ラブールイーリス/MB」をご紹介します。動物由来原料を使用せず、NPO法人ベジプロジェクトジャパンのヴィーガン認証を取得した製品です。
独自の製法で、自然なバター風味と豊かな後味を再現
ラブールイーリス/MBは、生地へのなじみやすさや、配合した商品の味や香りも含めて、バターのような使い勝手を実現しています。製菓製パン、調理の練り込みなど、幅広い用途でご使用いただけます。
バター風味の再現に大きく寄与しているのが、月島食品工業が独自に開発したFRI製法油脂とRTI製法油脂です。

FRI(Flavor Release Improver)製法油脂は、油脂がもつ油性感を感じやすい成分を取り除くことにより、水のように澄んだクリアな風味で、食材本来の風味を引き出すことができます。
一方で、RTI(Rich Taste Improver)製法油脂は、油脂のもつ純粋な「コク」を残すことで、食品が持つ本来の味の複雑さに広がりと余韻を与えることができます。
ラブールイーリス/MBは、これらの油脂を使用することで、素材の風味を引き立てつつ、コクや後味の濃厚感が感じられる自然なバター風味に仕上がっています。
生地が扱いやすく、ふっくら仕上がる
パンや焼き菓子の生地にバターを使う理由には、風味を良くすること以外に、生地を伸びやすい状態にすることもあります。生地を指で押したときに形が変わり、その形を保つ性質を「可塑性(かそせい)」と言います。可塑性のある油脂は、生地のグルテンをほどよくコーティングし、よく伸びるやわらかな生地に仕上げる働きがあります。
ラブールイーリス/MBは、バターに近い性質を再現しているため、生地に練り込んだ際にスムーズに混ざり、生地がべたつきにくく、扱いやすい状態を保てます。また、焼成後もふっくらとした仕上がりになります。
サステナビリティやヴィーガンへの関心の高まりに対応

脱炭素をはじめ、気候変動への対策がグローバルな課題となっている今、植物性食品への注目が広がっています。これは、植物由来の食材は動物由来の食材に比べ、生産に必要な水や土地などの資源が少なく、生産過程で排出される温室効果ガスも少ないためです。
ラブールイーリス/MBを含む、月島食品工業が展開するPoffブランドの製品は、植物由来の原料で作られています。そのため、脱炭素や資源の有効活用に貢献しています。ヴィーガンやプラントベース食に関心のある客層を取り込むだけでなく、サステナビリティを意識したメニュー作りにも最適です。
本製品に使用される油には、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)MB認証を取得した油を採用。そのため、国内外で求められるよりエシカルな原料調達にも対応しています。
健康志向やアレルゲン不使用製品のニーズにも対応
植物由来の油脂には、一般的に動物由来の油脂(乳製品に含まれる油脂など)に含まれるコレステロールを含まないため、ヴィーガン・プラントベースの料理は生活習慣病の改善を意識する方からも注目されることがあります。ラブールイーリス/MBはバターと比べてコレステロールが約99%少ない設計で、コレステロールを配慮したメニュー開発に貢献します。
さらに、製品ラベルにおいてアレルギー表示がないため、乳由来や大豆由来のアレルゲンを避けたい消費者への選択肢となり得ます。なお、最終製品での表示は各事業者の基準・原材料管理に従ってご判断ください。
植物性バターで広がるヴィーガン料理の選択肢

世界のヴィーガン・プラントベース食品市場は、2015年の177億ドルから2024年には286億ドルへと拡大しています。日本でも健康志向やサステナブルなライフスタイルへの関心、インバウンドの増加が追い風となり、幅広い層からのニーズが生まれています。
クッキーやケーキ、パンなどのベーカリーはもちろん、調理においてもバターを使うメニューの原材料を植物由来へ置き換えることで、ヴィーガンやプラントベース対応メニューの幅を広げることができます。ラブールイーリス/MBなら、バターらしい香りや風味を損なわずに、その実現を後押しします。
ベーカリー関係や飲食店の方は、サステナビリティを意識したメニュー開発やヴィーガン対応を進めるための食材として、ラブールイーリス/MBを使ってみてはいかがでしょう。
製品の無料サンプルをお申込みいただけます。
→サンプルのお申し込みはこちら。
直接購入されたい方は、ECサイトからの購入も可能です。
・「ラブールイーリス/MB 10kg」のご購入はこちら。
【企業情報】
月島食品工業株式会社
本店所在地:東京都江戸川区東葛西3-17-9
公式HP:https://www.tsukishima.co.jp/
Poffブランドページ:https://www.tsukishima.co.jp/products/category/poff/
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より健康的でサステナブルな食事として、動物性原料を使わない「ヴィーガン料理」や植物由来の食材を活用した「プラントベースフード」が注目を集め、飲食店はこのニーズに応えることが求められつつあります。
動物由来の食材の中で、バターやラードなどの油脂は料理に豊かな風味とコクを与える役割を担っています。ヴィーガンやプラントベースのメニューを作るうえで、それらの特性を植物由来の原材料で再現することは、飲食店の課題となっています。
業務用加工油脂を中心とした製品の開発と製造を行う月島食品工業株式会社は、2022年よりラードや生クリーム、カスタードクリームなどをプラントベースでつくり上げた、プラントベース製品ブランド『Poff(ポフ)』を展開し、この課題に応えています。
この記事では、Poffブランドの新製品である、植物性バター「ラブールイーリス/MB」をご紹介します。動物由来原料を使用せず、NPO法人ベジプロジェクトジャパンのヴィーガン認証を取得した製品です。
独自の製法で、自然なバター風味と豊かな後味を再現
ラブールイーリス/MBは、生地へのなじみやすさや、配合した商品の味や香りも含めて、バターのような使い勝手を実現しています。製菓製パン、調理の練り込みなど、幅広い用途でご使用いただけます。
バター風味の再現に大きく寄与しているのが、月島食品工業が独自に開発したFRI製法油脂とRTI製法油脂です。

FRI(Flavor Release Improver)製法油脂は、油脂がもつ油性感を感じやすい成分を取り除くことにより、水のように澄んだクリアな風味で、食材本来の風味を引き出すことができます。
一方で、RTI(Rich Taste Improver)製法油脂は、油脂のもつ純粋な「コク」を残すことで、食品が持つ本来の味の複雑さに広がりと余韻を与えることができます。
ラブールイーリス/MBは、これらの油脂を使用することで、素材の風味を引き立てつつ、コクや後味の濃厚感が感じられる自然なバター風味に仕上がっています。
生地が扱いやすく、ふっくら仕上がる
パンや焼き菓子の生地にバターを使う理由には、風味を良くすること以外に、生地を伸びやすい状態にすることもあります。生地を指で押したときに形が変わり、その形を保つ性質を「可塑性(かそせい)」と言います。可塑性のある油脂は、生地のグルテンをほどよくコーティングし、よく伸びるやわらかな生地に仕上げる働きがあります。
ラブールイーリス/MBは、バターに近い性質を再現しているため、生地に練り込んだ際にスムーズに混ざり、生地がべたつきにくく、扱いやすい状態を保てます。また、焼成後もふっくらとした仕上がりになります。
サステナビリティやヴィーガンへの関心の高まりに対応

脱炭素をはじめ、気候変動への対策がグローバルな課題となっている今、植物性食品への注目が広がっています。これは、植物由来の食材は動物由来の食材に比べ、生産に必要な水や土地などの資源が少なく、生産過程で排出される温室効果ガスも少ないためです。
ラブールイーリス/MBを含む、月島食品工業が展開するPoffブランドの製品は、植物由来の原料で作られています。そのため、脱炭素や資源の有効活用に貢献しています。ヴィーガンやプラントベース食に関心のある客層を取り込むだけでなく、サステナビリティを意識したメニュー作りにも最適です。
本製品に使用される油には、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)MB認証を取得した油を採用。そのため、国内外で求められるよりエシカルな原料調達にも対応しています。
健康志向やアレルゲン不使用製品のニーズにも対応
植物由来の油脂には、一般的に動物由来の油脂(乳製品に含まれる油脂など)に含まれるコレステロールを含まないため、ヴィーガン・プラントベースの料理は生活習慣病の改善を意識する方からも注目されることがあります。ラブールイーリス/MBはバターと比べてコレステロールが約99%少ない設計で、コレステロールを配慮したメニュー開発に貢献します。
さらに、製品ラベルにおいてアレルギー表示がないため、乳由来や大豆由来のアレルゲンを避けたい消費者への選択肢となり得ます。なお、最終製品での表示は各事業者の基準・原材料管理に従ってご判断ください。
植物性バターで広がるヴィーガン料理の選択肢

世界のヴィーガン・プラントベース食品市場は、2015年の177億ドルから2024年には286億ドルへと拡大しています。日本でも健康志向やサステナブルなライフスタイルへの関心、インバウンドの増加が追い風となり、幅広い層からのニーズが生まれています。
クッキーやケーキ、パンなどのベーカリーはもちろん、調理においてもバターを使うメニューの原材料を植物由来へ置き換えることで、ヴィーガンやプラントベース対応メニューの幅を広げることができます。ラブールイーリス/MBなら、バターらしい香りや風味を損なわずに、その実現を後押しします。
ベーカリー関係や飲食店の方は、サステナビリティを意識したメニュー開発やヴィーガン対応を進めるための食材として、ラブールイーリス/MBを使ってみてはいかがでしょう。
製品の無料サンプルをお申込みいただけます。
→サンプルのお申し込みはこちら。
直接購入されたい方は、ECサイトからの購入も可能です。
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【企業情報】
月島食品工業株式会社
本店所在地:東京都江戸川区東葛西3-17-9
公式HP:https://www.tsukishima.co.jp/
Poffブランドページ:https://www.tsukishima.co.jp/products/category/poff/
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