ベジタリアン人口割合世界第一位のインド。
実にインドで生活する人の約3割、3億4500万人以上がベジタリアンという調査結果もあります。
(参考: インド・ベジタリアン市場2018)
これには、インドの宗教と深い関わりが。
インドの全人口の約8割がヒンドゥー教徒、約1割はイスラム教徒です。
ヒンドゥー教では牛肉、イスラム教では豚肉を食べることが禁じられています。
またジャイナ教という生きとし生けるもの全てを殺すことが
厳しく禁止されているインドの伝統的宗教もあります。
このような宗教的な背景が、インドをベジタリアン大国としているともいえそうです。
そんなインドの代表料理といえばインドカレー!
こってりしたカレーをナンといただく北インドカレー。
さらっとスパイシーなカレーをご飯といただく南インドカレー。
インドのレストランでは宗教に配慮して、
メニューがベジタリアン用、ノンベジ(非ベジタリアン)用に分かれています。
ベジタリアンメニューが一目で分かるので、ベジタリアンの方も安心して食事ができますね。
もともとベジタリアンメニューの多いインド料理。
今回は、インド料理店ひしめく上野エリアでヴィーガンメニュー豊富なインド料理店をご紹介いたします。
1.ダージリン(日暮里)
初めて入った時はびっくり!一歩入るとまるでインドの王宮。
テーブル、椅子、食器の細部にまでこだわっているレストランです。https://www.instagram.com/p/CF9hWgEFSjX/
メニューはベジ・ノンベジに分かれていて、ヴィーガンメニューもあります。
食後には、黄金の茶器に入った紅茶も。
現実離れした空間に、とってもリラックスできます。
ちなみに私は先日結婚記念日に利用してきました。
お友達や家族と癒されながらゆっくり話したい時にオススメのレストランです。
【ダージリン】
公式HP:https://akr4118853167.owst.jp/
2.ヴェジハーブサーガ(御徒町)
「元気?久しぶりね。」初めての訪問でもらった一言。
そんな誰にでも気さくに話しかける店主に会えるレストランです。
もちろん料理も本格派で、北インド料理、南インド料理の両方が楽しめます。
全ての料理がベジタリアンメニューです。
この日は南インドミールスを注文。
ご覧の通り、ボリューム満点!ぜひお腹を空かせてお店へ向かってください。
カレーは5種類の日替わりメニューの中から好きなものを選べます。
ちなみに私が行ったときは5種のうち、3種がヴィーガンメニューでした。
店内で、インドのスパイスやスナックも販売されているので、
家庭で本場の味を楽しめるのもいいですね。
【ヴェジハーブサーガ】
公式HP:http://www.vegeherbsaga.com/
3.アーンドラ・キッチン (御徒町)
日本初インドのアーンドラ・プラデーシュ州(南インド)の
料理を提供するお店です。
食事には薬のような効果があると考え、健康と美味しさが
最適なバランスとなることに重点を置いて、レシピを考案されているそうです。
インドの伝統医療であるアーユルヴェーダの考えに基づき、
調合されたスパイスにはデトックス効果もあるんだとか。
この日注文したのは、カレー3種、チャパティ(全粒粉の素焼きパン)、ライス、サラダのセット。
カレーの辛さの調整もできるので、南インド料理が初めての方でも安心して利用できるお店です。考え抜かれたスパイス調合のおかげか、食後は体がポカポカでした。
【アーンドラ・キッチン】
Facebook:https://www.facebook.com/AndhrakitchenTokyo/
4.ベジキッチン(御徒町)
ここでも北インド料理、南インド料理の両方が楽しめます。
ベジキッチンの名の通り、全てがベジタリアンメニュー!
また「ヴィーガンの方でも召し上がれます」との張り紙があり、ヴィーガンフレンドリーなお店です。
この日注文したのは、南インドミールス。
私はランチの訪問でしたが、夜インド料理以外にも、エスニック料理もあります。
ライスやナンはお代わりもできるので、たくさん食べたい日にもってこいお店です。
【ベジキッチン】
Facebook:https://www.facebook.com/vegkitchentokyo/
美術館、上野動物園、上野公園とホットスポットの多い上野エリア。
ぜひ上野エリアでボリューム満点のベジタリアンインドカレーを堪能ください。