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南部美人

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ヴィーガン認証を世界で初めて取得した日本酒、南部美人

今回は株式会社南部美人さんがNPO法人ベジプロジェクトジャパンのヴィーガン認証を取得されている、お酒をご紹介します。 南部美人さんは、岩手県二戸(にのへ)市の老舗蔵元です。明治時代から100年以上、五代にわたって「温故知新」を合言葉にお酒造りを続けられています。 また、1997年に全国でもいち早く日本酒の国際化に向けて、海外輸出をスタートされました。現在ニューヨークやアラブ首長国連邦など世界55か国にお酒を輸出していらっしゃいます。 そんな南部美人さんが、海外輸出されている全16商品に、日本酒では世界で初めてヴィーガン認証を取得されています。(国内のヴィーガン認証:NPO法人ベジプロジェクトジャパン、海外の認証:The Vegan Society) 日本酒は、基本的には米と水というシンプルな原材料で、酸化防止剤や防腐剤なども無添加なため、日本人にとっては当たり前に動物原材料が不使用の商品です。 しかし、その当たり前は海外では当たり前ではなかったり、国内でも昨今ヴィーガンやベジタリアン、ハラール、コーシャ、グルテンフリーなど海外からの横文字の食のカテゴリーが注目を集め、何が何だか分からなくなっている人もいたりします。 そんな状況で、「ヴィーガン対応だ」と消費者に伝えることは価値があります。 さらに、アルコール類の製造過程では清澄剤(お酒の濁りを除去し、クリアにするために使用されるもの)に魚の浮き袋など動物性の原料が用いられる事があります。 そのため、清澄剤も含め動物性原材料不使用の証明として今回ヴィーガン認証を取得されました。 南部美人さんの久慈社長は、「日本酒は『米と水』という概念が、日本では当たり前だけど、海外では当たり前ではない。そのためノンジャパニーズの方々には、日本酒がピュアであることが評価されている」と語ってらっしゃいます。製品自体の価値に加えて、ヴィーガン認証を取得することでヴィーガンの方でも安心できるものとしての付加価値を見出し、世界に本品の魅力をより強く発信していくことを目指されています。 さらに南部美人さんは認証取得の重要性について以下のように述べられています。(南部美人さんホームページより抜粋) 「南部美人のヴィーガン認定により、日本でまじめにしっかりと酒造りをしている蔵は、ヴィーガンの認定を受けられる可能性が高まりました。今後、多くの蔵がヴィーガン認定を受けることで、日本に来るインバウンドの外国人や海外輸出でも、より食の安心安全、そしてピュアなものを好む方々に日本酒の価値を高めていく事が出来ます。 日本酒の世界への可能性はさらに高まり、日本国政府が推し進める農林水産物・食品の輸出額1兆円目標を達成する一助になれるとも思います。何よりも、(一部略)今までの価値とは違う部分で認められたことがとてもありがたく、これからも日本酒全体の価値を世界で高めていくために走り続けて行きたいと思います。応援よろしくお願いします。」 本品の価値向上に加えて、日本酒をはじめとした日本の伝統文化価値向上への貢献も視野に入れられています。 南部美人さんの選りすぐりの商品の中から3つご紹介します。 【南部美人 特別純米酒 IWC2017 Champion Sake 受賞】 『米の味わいが生きているお酒』と評される特別純米酒は、南部美人さんの定番商品です。地元、岩手県二戸市産の特別栽培米「ぎんおとめ」を主原料とし、米・米麹・水のみを原料としています。価格的にもリーズナブルで、食中酒としてもお楽しみいただけ、日本で今最も注目されているお酒です。 筆者は本品を試飲させて頂きました! 注いでみると、ほんのり色づいていて、ふわっとフルーティーな香りが広がります。後味はすっきりとしていながら、品のあるお米の旨味を味わえます。口当たりもよく、飲みやすいお酒だと感じました。 …