ここにクオーン・ミンスが使われています!ん?麻婆豆腐?クオーン・ミンスって豆腐のこと?それとも、もしかして、このひき肉のようなもの?
そうなんです、『クオーン』とは、お肉の代替食品のブランドの1つ。ミンスは、そのブランドの中でミンチ肉に似せたタイプです。クオーンはもともと、将来の食料難が懸念されはじめた1960年代のイギリスで開発がはじまり、1985年に初めて商品化されたもの。クオーンは、現在イギリスをはじめとするヨーロッパやアメリカ、南アフリカ、アジア太平洋地域で販売されています。しかし、日本での販売はまだありません。
そのクオーンの販売社の売上が、なんと前年比16パーセント増だそうです。その理由が『フレキシタリアン』の増加。ミートフリーマンデー(*注1)などを実施するときに、日頃お肉を使っていたところに、手軽な代替食品としてクオーンをチョイスしているというわけ。
お肉の代替食品として多いのが、小麦や大豆などを使ったものが多いですが、クオーン商品の主な原材料は「マイコプロテイン(Mycoprotein)」という真菌由来の食物たん白質並びに繊維源だそうです。これを材料に、代替肉や、パスタなどの加工食品がごくごく一般的にスーパーで売られているんだそうですよ。
こういった食品が多く流通することが、ベジタリアンをフレキシブルにやってみようかな、フレキシタリアンから始めるのもいいね、という機運につながるのかもしれませんね。
注1・ミートフリーマンデーとは、「週に1日、ベジタリアンの日を作ろう」という運動。
NPO法人ベジプロジェクトジャパン、NPO法人アニマルライツセンターが制作したミートフリーマンデーのビデオはこちらから。
ポールマッカートニー氏へのインタビュー: https://youtu.be/ObIdZ4viwtE
ん~クオーン・ミンスの麻婆豆腐、美味しそうです。
Source: ニコニコニュース
Posted by nori.