ニューヨークに本社を持つエルムハースト乳業株式会社は、顧客ニーズの減少により、創業90年の末、乳製品の生産を停止しました。1920年代の創業以来、エルムハーストは、アメリカ東海岸の最も大きな乳製品会社の1つとして成長し700万人の住む大都市に乳製品を届けてきた企業です。

CEOのHenry Schwartsは、会社の生産コストが近年高くなっていたと同時に、「低温殺菌牛乳は流行遅れになっている」こと、そして「これ以上の損失を出し続ける訳にはいかない」と語りました。


エルムハーツ乳業の閉業は、飽和脂肪、コレステロール、ホルモン剤などによる健康への人々の危惧や、ミルク工場における動物の扱われ方に対する消費者の意識の高まりといった、欧米における動きを反映しています。

コーネル大学、農業経済学の教授Andrew Novakovicによると、牛乳の消費量は40年代をピークとして、一人当たりの年間消費量が2010年の108キロから、2015年の54キロへと近年急減しています。その反面、植物性ミルクの需要が急増している傾向がみられます。

 

 

市場の変化を背景に、エルムハースト乳業は、会社名を「エルムハースト(株)」に変更し、健康に優しい植物性ミルクの生産に移りました。

そしてエルムハーストは、先週カリフォルニア州で開催されたNatural Foods Expo Westで、「Milked」シリーズを新発売しました。



これらは、アーモンド、ヘーゼルナッツ、カシューナッツ、そしてクルミを原材料としたこれらの植物性ミルクの一連は、動物性を含まないヴィーガン対応の商品となっているのです。

 

Photo: elmhurstnutmilk Instagram

 

昨年グーグルのCEO Eric Schmidtが予想した「植物性商品の革命」が実現されつつあり、Ben & JerryやBreyers Ice Creamの植物性アイスクリーム、そして牛乳の代わりにアーモンドミルクを使ったBaileys のAlmande Almondmilk Liqueurなどの新たな商品が次々と登場しています。

日本国内でも、モスバーガーの牛乳不使用の豆乳スイーツ、期間限定で発売されたサーティワンアイスクリームのチョコレートソルベなどが出てきたように、卵・乳不使の商品や、豆乳飲料やその他の植物性ミルクの新しい商品を目にする機会が増えています。体にも、環境や動物にも優しいこういった商品の更なる発展を、私たちは期待しています。

 

 

出典: RISE OF THE VEGANPeTA

Posted by Tsubomi. J



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