【カフェレスジャパン展示会レポート】
2020年10月5日〜7日にパシフィコ横浜で開かれた「CAFERES JAPAN(カフェレスジャパン)、同時開催・ウェルネスライフジャパン」。
コロナ禍になってから、久しぶりに開催される展示会というだけあり、新商品や市場動向への期待を持った方が多く訪れていました。
今回注目したのは植物肉!
植物肉開発ベンチャー「グリーンカルチャー株式会社」さんより最新の商品が出るとのことで、展示会初出店の模様と新商品を最速レポートします!
満を持して、今回グリーンカルチャーが発表したのが、一番上にある
「Green’s Plant-based Patty(グリーンズプラントベースパティ)」。
こちらの商品は11月に一般販売予定の新作とのことです。
久々のイベント会場でドキドキしますが、いざ出陣!
緊張している間もなく、展示会の開始と同時に次々とお客様が…
ブースは試食待ちのお客様でいっぱいになってしまうほどの大盛況!
写真では伝わらないかもしれませんが人がこの一角に滞留しています。
今回の植物肉パティはなんと!日本初となる生タイプの植物肉パティです。
グリーンカルチャーの金田社長によると、惣菜タイプのハンバーグやパティは既に多くの会社が販売しているものの、生肉のように加熱前の状態で流通させる商品は日本初!
これによって、肉を焼いているときの風味も他の惣菜ハンバーグに比べて段違いに良く、鮮度を落とさずに美味しさをお届けることができるそう。
他にも美味しさの秘密がたくさんあるそうですが、現場にいるだけで美味しさが追いかけてきます。
見た目も香りもかなりリアルで、現物を皆様にも見てもらいたかった…!
今回はバンズにあわせてハンバーガーにして試食です。
味付けについても聞いたところ、オニオン、マスタード、トマトケチャップのみのシンプル調味で、植物肉そのものの美味しさを味わってもらえるようにしたそうです。
会場では、試食の感想を「まずい・普通・美味しい」の3段階に分け、シールを貼って評価を集計。みなさんの反応が気になりますが…
展示会初日にして、ほとんどの方から「美味しい」評価をいただきました。
この日だけで、2日分の試食まで出るほど大好評で、少々疲れた表情の金田さん。
【グリーンカルチャー 代表取締役金田さんのコメント】
「今回グリーンカルチャーとしては、商品を売り込む意図で出展していません。
プラントベース商品の勢い、美味しさ、驚きを飲食・外食業界の方に知ってもらいたかったんです。
実際試食していただき、
『植物肉ってこんなに進化してるんですか!?ちょっと肉不使用とか信じられません』
『プラントベースってあっさりしてるイメージだけど、これは本当にびっくりした』
『全然大豆のにおいがしません、美味しいです』
と、
『お肉を使わずに美味しいなんて、こんなことって起こり得るの!?』
と、言わんばかりに驚かれた方も多くいたようで、「植物性=美味しくない」という既成概念を打ち壊すことができたかもしれません。
飲食事業のプロの方が大勢来る展示会で、客観的に美味しいかどうかというのを知りたかった。今回大きな手応えがあります。
みなさんからの「プラントベースっておいしい!」が今回欲しかった成果だったので、それが実証出来て嬉しかったです。
今回をきっかけにグリーンカルチャーのことを知ってもらえたらもちろん嬉しいですが、まずはこうしたプラントベース商品の美味しさを積極的に発信していきたいです。」
今回はパティの他にも、人気の「プラントベース・ナゲット」と、「プラントベース・ソーセージ」もブースで試食提供していました。
また、展示会場内では、ビーガンパビリオンブースや代替肉・プラントベースパビリオンブースも展開。
代替肉元年と言われる今年の食品業界を反映し、これからのプラントベース業界の広がりを感じさせる展示内容で大満足のレポートでした。
パティの先着発売は2020年11月を予定!みなさんにも是非リアルで手に取ってみてほしいです。
取材先:グリーンカルチャー株式会社
https://greenculture.co.jp/