何においても革新的なことで知られるアメリカ、カリフォルニア州バークレー市が、月曜日に市議会で出される食事、またすべての市が所有する施設で行われるイベントで提供される食事をすべてヴィーガンにすることを決定しました(2018年9月13日)。市議会議員のケイト・ハリソン議員、シェリル・デヴィラ議員、ソフィー・ハーン議員の3名が提案した“Green Mondays“というプロジェクトは地球温暖化対策の一環です。
アメリカの市として、初めてとなるこの決定について「肉と乳製品を消費しないということが、私たち個人一人一人ができる気候変動対策の一つであることは科学的に証明されています。肉を食べることを諦めるということではなく、日々の生活の中で環境のために私たちに何ができるか、ということを考えてもらう機会なのです」と話しています。
バークレー市は、2015年にすでに「ミートレスマンデーズ」をスタートしています。市内の食糧店、飲食店、企業に植物性のオプションを多様に取り揃えるようにと提案しています。
最近、企業単位、小さな組織単位で植物性の食事、環境に配慮した食事をを促進する取り組みを目にするようになりました。このような取り組みが、各地で起こり周囲に波及し、そして大きな変化に繋がるのではないかと期待しています。