みなさんは「3R」をご存知でしょうか。
これは、地球環境のために気を付けるべき、Rから始まる3つのキーワードのこと。
そのキーワードがこちら。
・REDUCE(リデュース:ごみの量を減らそう)
・RECYCLE(リサイクル:資源として活用しよう)
・REUSE(リユース:繰り返し使おう)
この3Rに関する「3R・低炭素社会検定」という検定まであります。
その検定のウェブサイトにコラムとして、NPO法人ベジプロジェクトジャパンの川野陽子代表理事が執筆したベジタリアンというライフスタイルについての記事が公開されました。
「サスティナブルな未来は毎日の食から」
地球環境と食生活がどう繋がっているのか、なぜベジタリアンの食生活が地球に良いのか、自身の経験や考えとともに分かりやすく紹介されています。
記事内で紹介されているベジタリアンと地球環境についての関係の一部を紹介します。
1.肉の生産にはその何倍もの穀物・野菜が必要
例えば、1kg の牛肉を作るに10kgの穀物や野菜が必要で、人が直接穀物を食べる方が効率的だと言われています。
2.地球温暖化に関して
家畜産業に起因する温室効果ガスの排出量は、車・飛行機・フェリー等、全ての交通機関からの総排出量よりも大きいという国連の発表に、自身も驚いたというエピソードが紹介されています。
3.資源に関して
家畜産業のシステムは地球の土地全土の45%を使用、淡水の20-33%を使用しているそうです。
さらに、家畜動物とされる動物たちについての記載も続きます。
身動きが取れないほど狭い場所にいる動物の飼育のあり方や、動物の排泄物そして血が土地や海を汚染していること、動物に与えられる抗生物質のことも。
「地球のことを考える行動はたくさんありますが、その1つにベジタリアンの食生活やそれを心がけることがあることも、ぜひ知っていて頂けたら」というメッセージが伝えられています。
気になる方は、ぜひ全文を読んでみてくださいね!
3R検定のサイトより: 「サスティナブルな未来は毎日の食から」